イギリスのPublic Footpath(遊歩道のようなもの)を歩いていた時に見つけた可愛らしい子鹿の看板。
そこには私の想像を超えた自然の営みが詰まってました。
子鹿をみても、とにかく触らないで。そっとしておいて。迷子じゃないから
子鹿は決して迷子ではない
親は安全な場所に子鹿を隠して餌を与える時にだけくる。というのも。。。
親が一緒にいると親の匂いが捕食動物を引き寄せてしまう。
そうなのです、子鹿自身はにおいがしないのです。だから、捕食動物に匂いで見つかることはない。
もし人が触ろうとしたり、触ってしまうと。。。
迷子になってしまう。。。
人が触ろうとして、子鹿が怖がって逃げてしまうと、子鹿は元の場所に戻れなくなります。
すると、親は子鹿をみつけられなくなってしまい、迷子になってしまいます。
人の匂いがついてしまう。。。
人が少しでも触ると人の匂いが子鹿についてしまい取れなくなってしまいます。
そうなると、他の動物が匂いを嗅ぎつけて、子鹿はみつかってしまいます。
感想
この看板を見た時、自然界って私の想像つかないくらいの繊細さと、それぞれの生態系の知恵がつまってて、大きいんだなぁ、と改めて、驚かされました。
そして、親の愛が、一緒にいるだけではない、守るために、あえて離れる、ということにも、大袈裟かもしれないけど、切なさのような思いも感じました。
コメント