イギリスにはPublic Footpath(パブリックフットパス)という遊歩道のようなものがあらゆるところにあります。
パブリックフットパスに指定されているところは誰でも歩くことができます。
そして、イギリスではそのフットパスに指定されているところを妨げることは法律で禁じられてます。
フットパスを歩くと、更にイギリスを味わえて好きになりますよー。きっと!
牛さんや羊さんたちが寛いでいるところを歩くのはよくあることで、時にはゴルフ場のコースを横切って歩くこともあったよ
フットパスは宝探し気分も味わえる!
タイプも色々、時にはひっかけもある?ゲート
フットパスには羊や牛たちが出て行かないようにゲートがあります。なので、通った後は必ず元通りに閉めるのがルールです。
で、このゲートなのですが、それぞれ形やタイプが違うのもまた、イギリスらしい?!笑
跨ぐタイプ、開けるタイプ、開け方もさまざまで、壊れているのか?時々知恵比べ?みたいな気分になるものも。
開け閉めするように見せかけて、跨ぐタイプだった時もあったよ。
まさに、ひっかけ?!すっかり騙されちゃったよ。
フットパスのマークにも大事な秘密が
フットパスのゲートにはフットパスのマークがついていて、矢印が載ってるのですが、この矢印の角度が実は道標になっているのです!
ネジが取れてズレたのか、と最初は思ってたけど、違ったんだね。侮れないね笑
この矢印の角度と、人が歩くことでできた草原のうっすらとした道(私は桑田の道と呼んでます。元ジャイアンツの桑田選手のエピソードからきたものです)を見つけて歩きます。
そうして草原を歩いてパブリックフットパスのマークがついたゲートにたどり着いたら正しい方向だ!と言った感じで進みます。
ねっ!まるで宝探しみたいでしょ。ワクワクして、イギリスの遊び心を感じるよ
パブリックフットパスの看板!案外いろんなところにあるよ。見つけたら、少し歩いてみませんか。
街中でも”Public Footpath”という看板があったら少し歩いてみたら、その場所の新たな魅力、美しい景色に遭遇して、もっとその場所を好きになるかも。
天気の変わりやすいイギリス、フットパスも道によっては泥でベチャベチャだったり、大きな水溜りがあったり笑
まさに自然!
なので、前もって分かってたら、汚れてもいい靴だと安心だね
長距離を歩くときは、水や雨具、スナック、ランチなど基本的なハイキングに必要なものをもっていると、さらに安心&楽しいかもです。
明るいうちに歩くとか、不安になったら引き返すとか現地の人やツーリストインフォメーションで聞くとか、無理のないようにね
私のフットパスとの出会いと想い出
フットパスの存在を知ったのは語学学校で知り合った友人に誘われてコッツウォルズに行った時。
チェルトナムに一週間くらい滞在し、毎日コッツウォルズの小さな村を歩いてまわりました。
友人が予約してくれた宿泊先のオーナーさんは歩くのが好きなカップルで、おすすめのルートを教えてくれて、地図と方位磁針を貸してくれました。
コッツウォルズの村から村へ歩くのですが、遠くに小さな村が見えはじめた時のワクワク感!
その村がどんどん近づいてきて実際に村に入ると可愛らしい家々がありました。
家の壁につたう植物の葉が赤くなってて、まるで絵本の中に飛び込んだようで、はしゃぎながら写真をいっぱい撮ったこと、20年近く前のことなのに今でも印象的な想い出として残ってます。
自然の中を歩いて、心が解放されて、ヤマビコにも挑戦して、エコーが返ってきて、感動し!
子供の頃に戻って、(子供の頃よりも自由だったかも?!笑)はしゃいで、とても楽しかったです。
これも自然の力ですね。きっと。
まとめ
フットパスはイギリスの大きな魅力のひとつだと思います。
フットパスを歩いてみると、イギリスらしい景色や美しい風景、お気に入りの場所に出会えるかもしれません。おすすめです。
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