イギリスで実際に飲まれている紅茶は意外にもイメージと違う?!

食べ物、食文化など

先日、友人Jと彼のお家の前で立ち話をしていた時のことです。
元気だった?などと会話していた時に、Come in for a coffee?(コーヒー飲んでいく?)と言ってくれました。
それが、イギリス人と紅茶について書くきっかけを与えてくれました。

なんで「コーヒー飲んでく?」がこの記事を書くきっかけになったの?

イギリスでは、こういう時、Teaという言葉を聞く機会が多い気がします。
で、ふと思ったのが、ステレオタイプかもしれませんが、Jは北欧の人なので、コーヒーって言ったのかも。(北欧と言えばコーヒーが有名で美味しいイメージがありますよね)
イギリス人の友人にそのことを言ったら
「確かに、そうだね。自分だったらWould you like to come in for a cup of Tea?(紅茶飲んで行く?)っていうかな。」
紅茶は家で飲むもの、コーヒーはご褒美に外で飲むもの。という印象があるのだとか。
ちょっとした所に文化の違い、もしくは、その人の日常が垣間見えて面白いな、と思いました。

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紅茶はイギリスでそんなに飲まれてるの?

イギリスでは紅茶はよく飲まれています。友人のお家に行った時も、tea?と聞いてくれることが多いです。
日常の生活でも、朝起きたらポットのお湯を沸かすところからスタート。
1日の中でも、食事の後、外出先から戻ってきた時、ひと仕事終えた後、と紅茶はよく登場します。
もちろん紅茶以外の飲み物も飲まれていますが、個人的には日本人が緑茶を飲む割合より、イギリス人が紅茶を飲む割合の方が高いんじゃないかな、と感じます。

朝一番の紅茶は目覚ましの役割も

Pを見てて気づいたのは紅茶には朝、目を覚ます役割もあるということ。
たいてい、ベッドに座って、紅茶を飲みながら、新しい日のスタートに向けて頭と心を整えているようです。

一度、お祭りを見に行くために朝3時頃に私の家族が車で迎えに来てくれることになっていて、もう2、3分で車が着くと連絡が入り、慌てて用意をしていた時に、寝起きのPが紅茶を作り飲み始めました。
えーーーっっ!紅茶とか熱くてすぐ飲めんし!もう外に車ついてる頃よ。寝ぼけてるのだろうか?と心で叫ぶ私。
当時は知らなかったのですが、朝は紅茶で目が覚ます。というのを聞いた時に、あのお祭りの日のPの行動に納得しました。

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イギリス人の紅茶の飲み方は日本と同じ?!

ストレートで飲むことはほとんどない

イギリスではミルクティーがほとんど。
ストレート、もしくはレモンティーはほとんど見かけません。
ミルクティーといってもお砂糖は入ってなく、紅茶に牛乳をいれたシンプルなものです。
なので、日本の缶やペットボトルのロイヤルミルクティーは甘いので
Pは一度知らずに買ってビックリしたそうです(笑)

意外にも?納得?ティーバックが主流

ポットで茶葉で入れることは稀で普段はティーバックが主流です。
確かに、毎日のことだし、頻繁に飲むことを考えると、ティーバックで飲むのも納得です。

温度も大事!

冷めた紅茶はあまり好まれないようです。私とかは冷めた紅茶でも平気で飲みますが、そんな私に、お湯足す?とか紅茶淹れるけど作りなおそうか?などと声をかけてくれます。
「紅茶冷めたけど、そういう飲み物だと思ったら飲めたわ。」
と言ってるのを聞いた時に、冷めると別物になるんだ。と感じました。

作り方は?

コップにティーバックをひとつ入れて、電気のポットで沸かしたてのお湯を注ぎます。
しばらくして(長さは好みによる)ティーバックを取りだしてミルクをいれて、できあがり。

紅茶の国イギリスと日本の共通点とは

イギリスはヨーロッパの中でも島国というのもあってか、他のヨーロッパの国とちょっと違うな、と感じることが、ちょこちょこあります。

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例えば、コーヒーより紅茶を飲む国は、ヨーロッパでイギリスだけだと思います。
そして、それはホテルなどのアメニティーにも影響してます。
というのも、イギリスではたいてい電気ポットと紅茶が部屋についてます。
日本でもほとんど電気ポットが部屋についてるので、ヨーロッパのイギリス以外の国を旅行するまで、その有り難さに気づいていませんでした。

そうです。コーヒー文化の国では電気ポットがついてないことが多いです。
電気ポットでは美味しいコーヒーはなかなか作れないですもんね。
となると、カフェで買う方が早いし、美味しいですよね。

なので、イタリアをPと旅行した時は、小さな電気ポットを持って行きました。
そして、結構活躍しました。

イギリス人にとっては紅茶がソウルドリンクなんだな、って感じます。



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