ちょっと違うよトットネス

トットネスのこと

私の独断と偏見によりますので、結構偏った意見になってるかもしれません。イギリスの他の町にも、勿論、同じ要素を持ってるところはあると思います。
が、私がトットネスで、凄いな、他の町とは違うかも、と感じる事を書いてみました。

トットネスのハイストリートの出発点ここから上へ上へ通りが続きます。
坂道だけど、お店を見ながら歩くと疲れも感じない♪
しかーし!急いでいるときは。。。意外と坂道&長いので、気合をいれてGO!笑

今まで意識してなかった事に気づかせてくれる

トットネスにいると、今まで意識してなかった事に気づかされる事があります。
これは、トットネスだけではなく、旅をすると、当然これまでの普通が普通じゃなくなったりするし、自然な事と言えば、そうなのですが。。。

トットネスで気づいたことは私の中に植え付けてあって、
後々の生活などで、またその事にであったり。。。私の中でベースになってる気がします。

温暖化、エコ、環境への関心が高い。

温暖化(Climate Change)、プラスチック、フードマイル、ローカルといったワードが目や耳に入ることが多いです。

例えば、週末のマーケットや買い物では。。。
・”Local” ”Organic” ”Handmade” はアピールワード!
・オリーブ類、ペーストなどを売ってる量り売りのお店は容器を持参で割引
・Dosa(ドーサ)へは皿とフォークやナイフを持参で割引
・トットネスの近郊で採れた有機野菜を売っているお店も人気。
(時々、トットネス産の野菜が売ってあることもあります!ラッキー♫)
・野菜は裸ん坊で売ってあり、紙袋に入れる。
 薄ーい、弱めのビニール袋もあるけど、大抵自分で持ってきたエコバッグやバスケットに入れる。
 エコバッグを忘れたりして、ビニール袋を取る人も「Sorry」といっていたりと、
なるべくプラスチックを使わないように、という気持ちが見える。
・買い物時フードマイルを意識して、なるべく地元のものを買う人も多い。
(私もフードマイルという考え方を知らず、この言葉を初めて聞いたのもトットネスでした。)

地産地消の意識が高くなっているのか数年前にいったときには畑を借りて野菜を育ててる人も増えてきていました。それは、トットネスだけでなく、イギリスの別の場所でも見たことあるので、結構流行ってるのかもしれないですね。
あとはCommunity Gardenといって、地域の人たちやボランティアで集まってかな?育てている庭もあります。

公共交通機関での移動も意識していて、「次の旅行は、列車で行くわ。」といった会話も聞かれます。
移動の方法も二酸化炭素の発生が少ない方をできるだけ選ぶようにしてるみたいで、勉強になります。

トットネスにはダート川が流れています。この川もただものではない!
パワフルな場所ダートムーアから流れてきているのです
この川で泳ぐと、またトットネスに戻ってこれるとも言われている?!笑
メニューに表示が多いのは色々な人たちの考え方、志向に適応するため

温暖化の観点、健康志向など、それぞれ理由があるのかもしれないですが、ベジタリアン、ヴィーガン、といった人たちも多いです。
そんなこんなで、レストランやカフェに行くと、メニューに以下のような表記が書いてあります。
()のように略してあるときもあったりして。時々何のマーク?となることもあります。

Vegetarian   = ベジタリアン (菜食主義者・肉、魚を食べない)
Vegan     = ヴィーガン
(動物性のものは含まない。精進料理みたい?と勝手に解釈しています。)
Sugar Free (SF) = 砂糖不使用
Gluten Free (GF) = グルテン含まず(小麦粉などを使用していない)
Dairy Free (DF) = 乳製品不使用
Caffein Free (CF) = カフェイン含まず

個人的には、ベジタリアンやヴィーガンの料理も大好きですし、興味もありますが、私は何でも食べます。
台所では、肉類の調理はしないで!と言う人もいれば、ベジタリアンだけど、肉が余ってて「君食べないなら捨てる!」と言われたら勿体ないから食べる。と言う人もいたりと。人それぞれみたいです。

ただ、こんな風にイギリスではメニューに表記されてる事が多いので、宗教の関係でお肉が食べられない人もメニューを選ぶときに参考になるかな、と言うのはあります。
日本だと、(特に地方だと)なかなか、そこまで表記がないところが多いので。

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小さくて国際的なのは旅行好きな人が多いから?!

小さい町にしては、国際的かもしれません。実は、日本人の人も結構住んでいたり、日本に興味がある人や、行ったことある!と言う人にも会ったりします。色々、旅行してる人も多く感じます。

イギリスには住めないけどトットネスになら住める

私が初めてトットネスに滞在したときのホストファミリーの言葉
彼女は若い頃からインドに行ったり、と旅が好きな素敵な女性です。

だからかな?記憶の中では、差別的なことを受けたことがほとんどありません。
また、国際的なニュース、人権に関することに目を向けている人も多いと思います。
そういう方の話を聞くと、私も勉強になります。

良いこと、アイディア、したいを楽しんでる人が多い

良いと思ったこと、自分の興味、アイディア、したい!をやってる人が多い。
今でこそ、クラフトビールも流行ってるし、すでにその時も流行ってたのかもしれないけど、
トットネスのパブでも自家製のビールを造っているところが2カ所あります。
一つのところでは、作ってるところを見せてもらうこともできました。それはまだコロナ渦の前だったのですが、言われないと気づかないような、パブの建物の裏でビールを造っているところを見せてもらいました。まさに、Small Batch! 作れる分だけ作ってるといった感じでした。

Dartingtonの方にも、ローチョコレート(非加熱のカカオで作ったチョコ)、カレー、アイスクリームを売ってあるガソリンスタンドがあります。それがまた美味しい!
なぜここでカレー?とびっくりしたけど、チョコレートやアイスもあり、しかも裏を見て住所がDartingtonになっている!一度、何処で作ってるの?ときいたら、「ここ」と言われて、驚きました。ガソリンスタンドの二階とかで作ってるのかなぁ。。と、想像を膨らましています。答えは謎のまま。

でも、そんな風に、少しずつ始めた事が大きく広がっているような。やりたいことを少しずつしている感じなのかなぁ、と。そのおかげで、私たち消費者の方も楽しませていただいてます。

良いと思ったら声に出す。そんな雰囲気が新たなアーティストを育ててる?!

これは、トットネスだけでなく、イギリスがそうなのかな。と感じるのですが、良いと思ったら本人に伝える。
オープンマイクやライブ、何かのイベントでも、感動したり、良いな、と思ったら、パフォーマーの方やイベントを開いた人などに、感想を伝える、良かったよー!と伝える人が多いと思います。
これは、本当に素晴らしいことだと思います。

そんな雰囲気だからアーティストやミュージシャンも増えるのかな、と思います。

まとめ

日々の中でこんなきれいな景色に出会える。気づけるのも、うれしい

トットネスは小さな町だけど、パワフルで色々詰まってます。この小さなサイズだからイベントなども見つけやすいし、何か声を上げている人がいたら、届きやすいのかもしれません。
そして他の人にも広がって、良い波紋が起こりやすいのかもしれません。

逆に小さいから、全部把握できてるだろう、と思いがちなのですが、知らないうちに素敵なイベントがあってた!ということも、しばしば。

楽しいことをしよう!これやったら良いかも!という人たちが素敵なイベントを開催してくれてたりする。ので、どれに行こう!!と重なってしまって、迷うこともよくある。

多様性を受け入れてくれて、人にも環境にもフレンドリーであろうとする。
そして、自分にも常にフレンドリーでいることも大事だよ。と、
自分を大事にする、自分から湧き出てくるものを大事にする大切さを教えてくれる町でもあります。

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